【2022年版】決済代行サービス・会社比較7選<選び方も解説>

  • 2022.06.20
  • 更新日:2022.07.08
  • 会計
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【2022年版】決済代行サービス・会社比較7選<選び方も解説>

【2022年版】決済代行サービス・会社比較7選<選び方も解説>

【2022年版】決済代行サービス・会社比較7選<選び方も解説>

クレジットカードや電子マネーなど、今や多様な支払い方法から選べるケースがほとんどです。それに伴い、近年はさまざまな決済代行サービスが登場していますが、選び方が分からないと困っている企業も少なくありません。

そこでこの記事では決済代行サービスの概要や選び方のポイントを詳しくまとめました。人気の決済代行サービスについても特徴を比較したので、ぴったりのサービスを見つける際の参考にしてください。

 

決済代行サービスとは?

決済代行サービスとはクレジットカード・コンビニ・携帯キャリアといった多様な決済を、手間なく導入し、管理業務を軽減できるサービスです。

収納代行や集金代行などと呼ばれるケースもあります。数多くあるクレジットカード会社のブランドやコンビニ各社など、個別に決済手段を導入すると締日や入金タイミングの違いなどで事務処理が煩雑になりかねません。

一方、お客様の利便性を確保するためには多様な決済手段を用意する必要性があります。

こうした企業の手間を減らしてお客様の利便性を向上させるため、決済代行サービスを活用する企業が増えているのです。

 

決済代行サービスの導入メリット

まず、多様な決済手段を効率的に導入できることが挙げられます。

クレジットカード会社一つをとっても、ブランドを網羅し、決済手段を整えるのは大変な手間です。昨今ではさまざまな電子マネーによる決済も主流になっており、すべてに対応するのは容易ではありません。決済代行サービスなら簡単な手続きで、多様な決済手段をお客様に提供できるようになります。

次に、決済手段ごとの契約をすべて一本化できる点も大きな魅力でしょう。決済機関それぞれに必要な申請書類の作成や審査状況を確認するといった手間は非常に大変です。しかし、決済代行サービスなら一つの窓口で手続きが済んでしまうため効率的に業務を進められます。

さらに、決済代行サービスならすべての決済手段の入金サイクルが決済代行会社を通じて一元化されます。キャッシュフローを統一して経理作業の簡易化が実現できるでしょう。

ほかにも、安心のセキュリティが施されている、システム開発を自社で行わなくて良いなど、決済代行サービスを導入するメリットは多くあります。決済代行サービスの活用を検討して、自社の課題を解決しましょう。

 

決済代行サービス・会社の選び方

決済代行サービス・会社はどのように選べばいいでしょうか。失敗しない選定のポイントについて解説します。

 

自社の顧客層に合った決済方法で選ぶ

決済の手段は自社のターゲットとする顧客層に合わせた選定が重要です。決済手法としてクレジットカードは最もメジャーですが、それだけでは決済すべてをカバーできません。クレジットカード決済と組み合わせて、ほかにも自社にマッチする決済方法を選ぶ必要があります。例えば、全年代で最もクレジットカード保有率が低い20代をターゲットにする場合、電子マネーやコンビニといった決済方法が重宝されます。

また、スマートフォンなどのモバイル端末を利用しない高齢者には、銀行振込や代引決済が必要とされる傾向にあります。決済手段によって付随する費用も異なってくるため、併せて確認することが大切です。

 

入金サイクル、決済手数料などコスト面で選ぶ

入金サイクルと決済手数料など、コスト面も良くチェックしましょう。

まず、入金サイクルとはどういったタイミングで売上を締めて何日後に入金するかというサイクルを指します。例えば、同じ月末〆の場合でも、翌月20日入金と翌々月末日入金では大違いです。実際に売上が入金されるまでに約40日も差が生じてしまうためです。特に、売上の変動がある商材を扱う場合、成長が早いネットショップなどでは、入金サイクルの早さにも気を配りましょう。

次に、決済手数料はサービスを継続して利用していくために必要な料金です。一般的に不必要な機能が多いほど、余計な料金が発生する傾向にあります。あらかじめ必要とする機能を明確にして、決済手数料のバランスを見極めましょう。

 

セキュリティ対策レベルで選ぶ

お客様や取引先のお金を扱う決済代行サービスでは、高いセキュリティが求められます。特に、クレジットカードの情報がオンラインで漏洩する危険性は軽視できません。ECサイトやサービス利用申し込みなどではオンラインでクレジットカード情報を入力して決済する場合が多いため、強固なセキュリティを構築できていないとリスクが高まります。3Dセキュアへの対応だけではなく、プライバシーマークなどのセキュリティ規格を取得しているか確認することが大切です。自社に必要なセキュリティレベルを見極めて、費用バランスの良い決済代行サービスを選ぶようにしましょう。

 

決済代行サービス・会社のおすすめランキング

決済代行サービス・会社のおすすめのランキングをまとめました。それぞれの特徴を分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

SBペイメントサービス(SBペーメントサービス株式会社)

SBペイメントサービスは6大国際ブランドに対応したクレジットカード決済など、さまざまな決済手段を一括導入できる決済代行サービス会社です。ECやネットショップで欠かせないオンライン決済に加え、店舗や訪問販売などの店舗向け決済サービスを提供しています。クレジットカード・電子マネー・QRコードなど幅広い決済方法に対応しています。集客や売上拡大をサポートするマーケティング支援プラン、ECサイトにおける不正使用の低減に貢献する不正検知・保証サービスが、加盟店に対して無償提供される点も魅力です。生活雑貨・食品・チケット・オンラインゲームなど、さまざまな業種の方がSBペイメントサービスで決済代行を始めています。

 

Paid(株式会社ラクーンフィナンシャル)

Paidは後払いでお支払いができる企業間の決済代行サービスです。ITやフィンテック、金融の関連の事業に強みを持つ株式会社ラクーンフィナンシャルが運営しています。Paidを利用すれば後払いでお取引できるので、毎月のキャッシュフローが安定します。さらに、Paidを導入すれば支店ごとの利用分や複数企業からの請求を1枚の請求書にまとめられるので、振込の手間と手数料を削減することが可能です。支払い方法も銀行振込・口座振替・コンビニ払いから選択できるため、都合のいい決済方法を選択できます。加えて、Paidのネット専用ページから利用履歴の確認や請求書のダウンロードがいつでもできるので安心して利用できるでしょう。

 

NP掛け払い(株式会社ネットプロテクションズホールディングス)

NP掛け払いは未回収保証型の企業間後払い決済代行サービスです。NP掛け払いを活用すれば、与信審査・請求書発行・入金管理・督促といった一連の請求業務をすべてお任せできます。加えて、遅延・未払い・貸倒の債権保証もされるので安心です。さらに、機能面も充実しており、Web上の管理画面から手入力やCSV登録で請求データを簡単登録できます。ほかにも、API連携サービスを利用すれば、登録作業の自動化も可能です。口座振り込み・口座引き落とし・コンビニ払いなどに対応しているので、利便性に優れ顧客満足度の向上も期待できます。電話やメールによる専用サポートデスクも用意されているので、誰でも安心してサービスを利用開始できます。

 

PayPal(PayPalPte.Ltd.)

PayPalは世界的に有名な決済代行サービスです。PayPalに登録されたクレジットカードや銀行口座の情報をもとに決済が完了し、事業者に対して決済情報は非通知のため安心安全に利用できます。さらに、PayPalのユーザー数は世界で3億6000万人以上、企業数は2700万以上で利用されています。PayPalを導入すれば幅広い国や地域のお客様の決済に対応できてしまうことは大きな魅力です。クレジットカードだけでなく、デビットカードや銀行口座などでも支払いを行えるため、お客様の利便性にも優れます。ソーシャルメディアでの販売・サービス料金の受け取り・サブスクリプションの提供など、新たなビジネスの拡大もPayPalならスムーズに実現できます。

 

GMOペイメントゲートウェイ(GMOペイメントゲートウェイ株式会社)

GMOペイメントゲートウェイは総合的な決済関連サービスや金融関連サービスを提供している会社です。例えば、オンライン決済代行サービスには法人向けのPGマルチペイメントサービス、個人事業向けにはイプシロンなどが用意されています。PGマルチペイメントサービスの決済手段はとても豊富で、クレジットカードやコンビニだけでなく銀行口座・キャリア・Apple Payなどほとんどの支払い方法が網羅されています。セキュリティ対策も万全で決済代行サービスの利用に不安を感じる必要はありません。不正防止サービス・3Dセキュア・セキュリティコード・トークン決済などによって、安心安全な決済環境が提供されます。加えて、複数の決済手段や機能を一つの管理画面で一元管理できるため、効率的に運用をスタートさせられるでしょう。

 

STORES決済(ヘイ株式会社)

STORES決済は店舗を対象とした決済代行サービスで、インターネット環境があれば屋内外問わずいつでもどこでも誰でも簡単に利用が可能です。ネットショップ開設・POSレジ・オンライン予約システムなど、商売のデジタル化を支援するSTORESプラットフォームを展開するヘイ株式会社が運営しています。STORES決済の端末は各種クレジットカードや電子マネー、QRコードに対応し、コンパクトで持ち運びにも優れます。お客様の目の前でお会計ができるので、相手に寄り添った心地よいおもてなしができるでしょう。また、さまざまな決済ニーズにも対応しており、2回払いやリボ払いも利用することが可能です。さらに、申し込みから最短3営業日で導入可能で、POSレジや会計ソフトとの連携も行えます。専用のウェブ管理画面・CSVダウンロード・デジタルレシートといった、事業の成長をサポートする便利な機能も多数搭載されているので運用で不便を感じる心配もありません。

 

Square(Square株式会社)

SquareはPOSレジや請求書発行などの各サービス専用のアプリ開発も行っている、決済代行サービス会社です。Squareでは店舗や移動販売での対面決済からオンライン決済まで、さまざまな決済方法を提供しています。Squareに決済代行サービスの導入を依頼すれば、ビジネスにマッチする利用環境を提案してもらえます。例えば、飲食店・宿泊施設・小売店・美容院など、幅広い業種への導入実績も豊富です。Squareの端末を店頭に設置すれば、各種クレジットカードや電子マネーに対応できるので、幅広いお客様にとって使いやすい決済環境を簡単に構築できます。起業して間もない方も確かな成長を遂げている方も、事業規模に関係なくいつでも便利に使える機能がSquareなら実現できるのです。

 

決済代行サービス・会社の比較一覧表

おすすめの決済代行サービス・会社を一覧にして表にまとめました。比較検討する際にご活用ください。

特徴
SBペイメントサービス ・オンライン決済や店舗向け決済サービスに対応

・クレジットカード・電子マネー・QRコードなどに対応

・不正検知・保証サービスなどを無償提供

Paid ・企業間後払い決済代行サービス

・毎月のキャッシュフローが安定

・振込の手間と手数料の削減が可能

NP掛け払い ・未回収保証型の企業間後払い決済代行サービス

・一連の請求業務を丸投げできる

・遅延・未払い・貸倒の債権保証もされる

PayPal ・世界的に有名な決済代行サービス

・幅広い国や地域のお客様の決済に対応可能

・クレジットカード・デビットカード・銀行口座などに対応

GMOペイメントゲートウェイ ・総合的な決済関連サービスや金融関連サービスを提供

・PGマルチペイメントサービスの支払い方法は豊富

・セキュリティ対策も万全

STORES決済 ・店舗が対象

・クレジットカード・電子マネー・QRコードに対応

・2回払いやリボ払いも利用可能

Square ・対面決済からオンライン決済まで対応

・クレジットカードや電子マネーに対応

・幅広い業種への導入実績が豊富

 

まとめ

決済代行サービスは私たちの便利な暮らしを支えています。クレジットカードや電子マネーなど、多様な決済手段が当たり前の現代において決済代行サービスの重要性は増しているのです。特に昨今では新型コロナウイルスの影響もあり、キャッシュレス決済を導入しようと考える企業も少なくありません。お客様の利便性の向上だけでなく、接触低減の観点からも決済代行サービスは注目されているのです。決済代行サービスはさまざまな種類が誕生しています。それぞれの特徴や強みを良く理解して、自社にマッチする決済代行サービスを選定してみましょう。

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